相栄産業 株式会社

相栄産業は自動車用プレス部品の製造を行っていますが、金型を自社で設計しているため、小さなものから大きなものまで、幅広い自動車部品の加工に柔軟に対応することができます。自動車の部品加工は、求められる技術が高度で多岐に渡っており、言わばすべての技術の集大成。この業界で長く実績を築いてきたということが、絶対的な技術と経験への信頼の証しです。

金型設計のみならず、さらにプレス加工、溶接、組立、塗装まで、すべてを一貫生産しており、納期の短縮、コストダウン、社内で微調整を行うことによる精密な加工を実現しています。

加工技術の一例を紹介しますと、異形絞り加工を得意とし、複雑な形状の部品の加工も可能です。最近では強度の高い高張力鋼板の加工技術を開発。薄く強靱な新素材が開発されると、当然ながら加工する側にも対応が求められますが、独自の技術開発により、つねに時代に即した製品を生産し続けてきたことに誇りを持っています。軽くて燃費の良い、環境に配慮した自動車社会に向けて、今も技術革新に取り組んでいます。
また、地域ネットワークの活用にも積極的に取り組んでおり、燕三条の様々な協力企業と連携して、さらに幅広い製品にも対応しています。

相栄産業の技術は、一貫生産であることに最大限に生かされています。顧客にとって、ワンストップであるメリットは時間短縮、コストダウン、融通が利くなど、さまざま。しかし、受注する側にはかなり広範囲に渡る知識と経験が必要になります。

例えば、金型は注文住宅と同じく、オーダーに沿って一つひとつまったく違うものを作ります。つまり豊富な実績があるということは、絶対的な技術と経験を培ってきたということであり、また、顧客から信頼を得てきたという証しなのです。溶接、組立、塗装も同様に、顧客の要望通りの質・量をご提供できるよう、技術革新を積み重ねてきました。

難しい部品も扱える、と謳ったときに、「ただし同じ系統の難しさに限る」というのでは、顧客のお役にはあまり立てません。相栄産業が目指すのは、難しさと同時に幅広さ、バラエティでもあるのです。そのためには、バランスのよい設備構成と、それを扱う熟練した職人が不可欠です。機械と技術。その二つが揃って初めて、幅広いニーズに応えることができると思っています。我々が現在持っている技術力は、かなり広範囲に応用できるものです。新しい分野に挑戦するのはいつも楽しいものですが、それは「我々なら必ずできる」という自信があるからなのです。

電話

メール

オンラインミーティング